思い出す令和元年の夏
本日(2020年8月31日)をもって、我がブログ「毒針を持つ男」がこの世に産声を上げ、一年が経過いたしました。
これも読者の皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。
今年の夏ほどではないにしろ、そこそこ暑かった令和元年の夏。何をトチ狂ったのか、「ブログで何かを発信してみたい、ひょっとしたらアフェリエイトとやらで、ちょとした小遣いくらいは稼げるかもしれない」と思いつき、何の予備知識もなく、しっかりとした準備期間も設けず、ひたすらトライ&エラーの連続で、やっとの思いで公開まで漕ぎ着けたのが昨日のことのようです。
IT業界で仕事をしているとはいえ、半沢直樹と同じ平成バブル新卒入社組。Web系の技術はからっきしダメで、レンタルサーバーやらWordpressの導入方法、独自ドメインの取得方法やらなにやら、必要なことはGoogle先生に教えていただき、偉大なる先輩ブロガーの技術記事も参考にしながら、なんとかサイトを表示してくれるところまで持っていったのです。
この頃は、レンタルサーバーと独自ドメインの取得・維持にお金がかかるなど、露程も思ってもいませんでした。「はてなブログ」とか「note」と完全に混同してました。また、ブログ立ち上げ早々、GoogleアドセンスやAmazonアソシエイトに合格できたのは良かったのですが、日記ブログの悲しさか、商品やサービスを紹介することなど一つもなく(途中、読了した本の紹介などはしましたが)、掛かる経費の回収など期待するほうが間違っていました。
ブログで一発稼ぐ!という、大胆で無理ゲーな夢は、早々に諦めざるを得なかったのです。
マイペースで無理なく
最初の頃は必死になり、3日で1本くらいのペースで記事をアップしていたのですが、今では1周間に1本アップするのが精一杯です。
神奈川から東京までの通勤がなくなり、コロナ感染の恐怖に怯え、自宅でリモートワークをさせてもらっている身分なので、とにかく外に出かける時間がほとんど無くなりました。
外出する時間がなくなると、途端にブログに書けるネタに詰まってしまいます。東京まで通勤していたころは、途中でお腹が痛くなったり、肉祭りに興じてみたり、都内で開催されるイベントに参加してみたりと、それなりにネタには困らなかったのですが、こうもステイ・ホームを半強制的に自分に課しているため、生活がド単調になり、何も起こらないし、何も起こせないのです。
コロナウィスルのワクチンが完成しそうな気配を見せる今日この頃ですが、今はまだ怖くて、去年のように自由に外出を楽しむことができません。
伊勢神宮や京都の神社仏閣、埼玉の三峯神社、毎年決まって参拝する場所に行けないのは本当に辛いです。大切なものを奪われてしまっているような気がします。
何か心に刺さるような出来事やモノがあったとき、それをこのブログに書きたいと思っています。
更新するペースは今と変わらないと思いますが、それでも毎日、心のアンテナをしっかりと張り、いろいろなことに興味を持って生活すれば、たとえドラマ一本をみても、本を一冊読んでも、きっとなにかしらの記事をかけると思うのです。
やっと、やっと一年を経過することができました。
ただひたすらに飽きやすい性格で半世紀以上を生きてきた私にとって、自分の気持ちを吐露するように、日記を綴り、公開するなどとは考えてもいませんでした。
やってみるもんですね。試行錯誤しながらも1年は続けることが出来たんです。
明日からは「毒針を持つ男」も2年めを迎えます。
これからもマイペースで、無理なく更新を続けようと思っています。
こんな日記ブログですが、これからもよろしくお願いいたします。