2023年6月15日

オススメの書籍

うっとおしい梅雨空で、日課にしているウォーキングがお預け状態になってしまっている。
普段からそれほど趣味らしい趣味がないので、ウォーキングを取り上げられてしまうと途端に暇を持て余し気味になる。
数少ない趣味であるキャンプであるが、これは極寒の時期にならないとシーズン・インとならないので(ほとんどの人は冬になるとオフシーズンになるけれど)、まだまだ先の話になる。

こんな時の強い味方は、ズバリ、アマゾンのプライムリーディングだ。
アンリミテッドのサービスは非常に魅力的なのだが、月額980円の支払いをケチってしまう貧乏性なので、現在はプライムリーディングだけ楽しませていただいている。
(一年に一度、格安でアンリミテッドを利用できるのだが、今年はその権利をもう行使してしまった)

プライムリーディングで提供されている小説はほとんど読了してしまっているので、現在は自己啓発本を中心に読み漁る毎日を送っている。

自己啓発本なのだが、これはもうはっきり言って、どの本を読んでも書いてあることはほぼ同じなんじゃないだろうか?という結論に落ち着いている。
色々な表現で手を変え品を変えてはいるが、結局同じところに帰結している気がするのだ。

自分を愛すること。
自分と他人を比較しないこと。

名著「嫌われる勇気」に書かれているが、人は他人の目と評価を気にするあまり、非常に窮屈な人生を送っている。だが、他人はそれほど自分のことなど見ていない。気にもとめていない。
過剰な自意識が自分を追い込み生きづらくしていると、この本は説いているのである。

まさにその通りだと思う。
それ以上でも以下でもなく、個人の自己肯定感を上げ、自分自身をしっかり愛することができれば、他人からの目や評価などに惑わされることなく、ありのままの自分自身を受け入れることができるのだ。
日本人にはお馴染みの、「禅」の考え方と全く同じだと思う。

この自己肯定感を上げる方法について具体的に書かれているのが、今日ご紹介したいと思う書籍である。
宮崎直子著、「鋼の自己肯定感」という本である。

人生の半分をシリコンバレーと日本で過ごし、さまざまなITベンチャー企業をわたりあるきながら、メンタリングのコーチングを行っているという才女である。
アメリカでの生活を通じて感じた、国による文化や価値観の違いから導き出された自己肯定感の上げ方メソッド、それをキープし続けるマインドセットなどが詳細に記述されている。

とても解りやすく、かつ実践的な内容で非常に参考になると思う。

人の顔色を伺って身動きがとりずらくなってしまう人が、実は日本には結構いるんじゃないかと思う。
事実、自分がそうだからだ。
マインドセットの持ち方一つで目の前の風景が変わり、今まで見ていた景色が変わる可能性を見つけることができるかもしれない。

プライムリーディングのサービスを利用している方は、是非読んでみていただきたい良本である。


つまらない日記に付き合ってくれて、本当にありがとうございます。

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