2023年6月21日

信用できる?

それほど熱心にSNSをやっているワケではないが、これでもFacebook、Twitter、Instagramなどのアカウントは持っており、気が向いたときなど、他愛もないことをつぶやいてみたり、決して映える要素のない写真をチマチマ上げたりしている。

先日Instagramを眺めていたら、とある雑誌が販促キャンペーンを張っていた。
所謂、フォロー&いいね!をすると、抽選で対象の雑誌を数名にプレゼントしてくれるアレである。

宝くじは買わねば当たらぬ!
懸賞も応募せねば当たらぬ!
と意気込んで、今までの生涯で何度となく購入・応募をしてみるも、結果は火を見るよりも明らかで、当たったことなど片手の指で数えても余るくらいなのだ。
抽選で5名という小さい穴に、どうやって当選という希望の糸を通せというのだ。
アカウントの主はそこそこ有名な雑誌社で、フォロワー数など何万といる現状では、希望の糸を通す前に絶望と諦めの糸に変質してしまいそうである。

ま、当たったらいいな・・・・・。
程度の期待で、そのアカウントをフォローし、ポストされた写真にいいねをしてみた。

そうしたら今日、なんと、まさかの当選通知のDMが我がInstagramのアカウントに飛び込んできたのだ。
前から読んでみたかった企画モノのムックだったので、突然の知らせにイッキにテンションが爆アガリになった。
人生、たまには懸賞の女神も微笑んでくれたりするのだ。

喜び勇んで当選の手続きをしようとしたところ・・・・・。
当選者の氏名、住所、連絡先などを記入するのはわかる、バカでもわかる。
せっかく当たったムックを送ってもらうのに、必要最低限の個人情報の開示はどうやったって必要だ。
セッセと個人情報を登録フォームに記入し、次へボタンを押下する。
すると、画面がクレジットカード情報の記入を要求し始めたではないか。

「クレジットカードの情報は個人情報を特定するためのみに利用します。それ以外のことに利用しません」と、堂々と記載されている。
個人情報などさっき書いて送信したではないか。
先ほどの情報以外に、どうして金銭の支払いに関連するクレジットカードの情報が必要なのだ?
これはただのプレゼント企画なのではないのか?
もう疑義の念が頭に渦巻き、決してそのようなことはないのだろうが、プレゼントを隠れ蓑にした仄暗い詐欺の手口なのではあるまいか、と思考が停止してしまった。

初月は無料!と謳っておいて、しっかりとクレジットカード情報を入力させ、翌月からはガッツリしっかり料金を徴収するサブスクサービスとやり口が酷似している。

結果、クレジットカードの内容を記入するまえにスマホのブラウザを閉じた。
フォローしたそのアカウントもアンフォローした。
ひょっとしたら疑心暗鬼になっているだけなのかも知れないが、ことお金に関する情報を相手に与えるとなった場合、そのくらいの慎重さは必要であると思っている。

そのムックが欲しかったら書店に行って購入すればいいだけの話しだ。
ちょっと惜しい気もしたが、たかが1,000円ちょっとの本に目が眩み、大切な情報を渡さなくて済んだと思い直すことにした。

でも、やっぱり惜しいことをしたと後悔するのは、悲しき貧乏人のエレジーなのであろう。
複雑である・・・・・。
やっぱり入力しときゃ良かったか・・・・・。


つまらなに日記に付き合ってくれて、本当にありがとうございます。

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