京都最強と言われる縁切神社「安井金比羅宮」と千本鳥居で有名な「伏見稲荷大社」にお参りしてきました

タダならぬ雰囲気の境内

暑さのピークはとうに過ぎているとはいえ、まだ9月の前半である。
太陽が登りきると、いまだ衰えぬ、地面から立ち上るような暑さが容赦なく我々の体を包んだ。
車外に出ると、たちまち滝のような汗が頭からしたたり落ちる。

だが、
「安井金比羅宮」の境内前に到着すると、ひんやりとした空気が漂っていたのである。
京都最強であり、崇徳天皇をお祀りしている神社という予備知識がなかったとしても、この境内を包むタダならぬ雰囲気は冷気となって届けられてくるようだった。

縁切り縁結び碑 その禍々しいほどの存在感

境内に入り手水舎を過ぎてすぐ、禍々しいほどの存在感を放つ石碑が鎮座している。
これが、この神社を有名たらしめる「縁切り縁結びの碑」なのである。

見よ!この禍々しいまでの存在感

ご覧いただきたい、この異様なまでの姿形。

もとは巨石に穴が空いただけのものだったらしいが、参拝者が願い事を書いた「形代かたしろ」を貼り重なることにより、この異様なオブジェが出来上がったのである。
初めてこの碑を見たとき、あまりに異様だったので本当にゾッとしたのを覚えている。
この世の悪縁を一気に集めているような、今にもモゾモゾと動き出し迫ってきそうな迫力がある。

境内に収めれている絵馬も同様らしいのだが(怖くて確認などできないが)、この「形代」にも様々な願い事がしたためられている。
ここで紹介するのは控えさせていただくが、絵馬や形代にしたためられている願い事には、背筋が寒くなるものが数多く存在している。

まさにホラーである。

悪縁を断ち切って欲しいのはわかる、私だってそうである。
だが、他の誰かの不幸や死を望むというのは・・・・・・。
呪いの「亥の刻参り」を目の前でヤラれているようで、本当に怖い。

それだけ、今の日本に恨み・恨みを持っている人が多いということだろう。
(お参りに行ってるお前がいうんじゃねぇ!というご意見はスルーさていただく)

叶った願い

今回、この「安井金比羅宮」にはお礼参りにきたと書いた。
そう、去年お願いしたことが本当に叶ったのだ。

私は、
・あらゆる病気との悪縁が切れ健康になれますように
・今非常に悩んでいる仕事が解決し、順調に進行しますように
というお願いをした。

同行した私の友人は
・今苦しめられている職場環境から離れられますように
・新しい道に進めますように
というお願いをした。

なんと、私も友人も見事に願いを叶えていただいたのだ。

私は、あれだけ苦しめられていた仕事が段々と順調に進行するようになり、今はすっかり完了したのだ。
また、悩まされていた体調不良も順調に回復してきている。
偶然と言われてしまえばそれまでなのだが、私の努力だけではどうにもならないような事も、なんとか無事にソフトランディングで終了することができたのである。

また、友人も願いが聞き届けられたのだが、かなり強引な形であった。
急遽、それまでの職場から別部署への異動が決まったのだ。
なんの前触れもなく、本当に突然だ。未だに理由がわかっていないらしい。

新しい部署でも苦労は絶えないらしいが、絶望的とさえ思われていた部署異動が叶ったのである。

自分の力ではどうすることもできず、何かにすがろうとしているのならば、一度「安井金比羅宮」へお参りしてみると良い。
自分自身で変えようとする努力は必要だと思うが、それ以上に、神の見えざる手で後押しをしていただけるかも知れない。

今回、奇しくも参拝した日が崇徳天皇の命日だった。
この記事を書くにあたり調べてわかったのだ。
偶然とはいえ、お参りできたことに感謝したい。

安井金比羅宮へのアクセス
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