バーピートレーニングをやってみた

なぜ摩訶不思議な英単語をつかって状況を説明しようとするのか?

コロナウィルスの感染拡大に歯止めがかからない今日このごろ、あらゆるメディアから流れてくる「不要不急の外出自粛要請」のニュース。

連日のごとく「オーバーシュート」だの「ロックダウン」だの、アクション映画タイトルさながらの意味不明な英単語が連呼され、無駄に不安を掻き立てられる報道内容にすっかり食傷気味である。
かの女性都知事、やたらと目新しい英単語を好んで会見で用いるが、普通に日本語で言えばいいのではないか?と、つい憤ってしまう。分かりやすく伝えることが会見本来の目的であるのなら、すっかりその本質から逸脱していると言わざるを得ない。意識高い系ビジネスマンを彷彿とさせる、ドヤ顔での横文字の羅列は、意味がいまいち判然としないだけに、余計に会見を見た視聴者の不安を煽るだけだと思うのは私だけだろうか?

聞き慣れない英単語をシレっと当たり前のように使われるのも、正直ちょっとイラっとする。
次回からは、「感染者の爆発的増加」と「都市封鎖」に改めていただきたい。
日本国民なら漢字で書かれたほうがよっぽど直感的に理解できると思うのだ。

日増しに暖かくなり春到来を告げる陽気とは異なり、日々の報道で人々の心は肌寒い曇天模様のままだ。
生存の危機、経済活動停止によるリーマンショック以上の経済危機、サルの叫び声のような不安感が澱のように心に降り積もっている。
本当の意味での春の到来はいつのことになるのだろうか?
それまで、秩序正しく普通の暮らしを営むことを心がけなければならないだろう。
間違ってもアルコール片手に夜桜見物などもってのほかだ。
今週末は自宅でゆっくりと本を読みながら、春の訪れを待つことにしたいと思うのだ。

桜の花の終わりとともに、コロナショックが終演を迎えることを願わずにはいられない。

不要不急の外出を自粛要請されている今だからこそ、自宅でトレーニングをするのだ!

バーピートレーニングを行っている。

前回の記事で大々的に実行を宣言してから一週間以上。
途中、余りにも激しい筋肉痛にちょくちょくお休みの日を入れながらだが、まぁまぁ続いているのだ。

だが・・・・・。
キツい、厳しい、苦しいの3Kの要素がてんこ盛りとなっているこの運動。
はっきり言ってハンパない。
詳細なやり方(動画もあるのでとてもわかりやすい)については、下記引用部分をご参照いただきたいのだが、繰り返す身体的な動作はいたってシンプル極まりないのである。
腕立て伏せの体勢でしゃがみ、足を後ろに伸ばし、そこからまたしゃがむ体勢に戻ったら、その場でジャンプをするというものだ。小さい子供でも無理なく理解し実行できるレベル。

最初は楽勝だと思っていた。
バーピートレーニングを実践している動画をいくつか視聴したのだが、どの動画もリズミカルにさらりと、苦もなくその動作をやってのけているものばかりだったのだ。
確かにキツそうだったのが、それほどでもない感じにしか見えなかったのだ。
これなら、腹にたっぷりと贅肉の浮き輪をつけたアラフィおやじにも、なんとかこなせるかもしれない!という、ポジティブなやる気をちょっとでも持ったのが間違いだった。

20秒の運動と10秒の休みが1サイクル。
身体を動かす時間がたったの20秒だというのに、私はたったの1サイクルでギブしてしまったのだ。

肩、腕、胸、腹、尻、太もも、それぞれの部位の筋肉をしっかりと鍛えられるのと同時に、かなりの勢いで心肺機能も酷使する運動であり、とにかく、初回はたったの1サイクルで身体と肺が悲鳴を上げ、その場にうつ伏せの姿勢で沈み込んでしまった。
心臓はバクバクと破れ鐘を打つかのごとく激しく動悸し、肺の中の酸素が足りなくなり、水槽の中をジタバタする酸欠金魚のように口をパクパクさせ、とにかく呼吸を大きくして不足した酸素を取り入れることだけしか考えられなくなっていた。
苦しかったのだ、ひたすらに苦しかった。息が続かなかったのである。

アラフィフを超え、加齢による身体的衰えを実感していたとはいえ、この結果には動揺を隠せなかった。
シンプル極まりない単純な動作であったがゆえ、かなりナメきっていたのだと思う。
翌日、肩と左膝の内側に刺すような激しい痛みを感じ、あえなくトレーニングを断念セざるを得なかった。
錆つきガタついた我が身体に、いきなりのバーピートレーニングは厳しすぎたようだったのだ。

激しい筋肉痛の日はバーピートレーニングは行わず、小一時間のウォーキングを替わりに実施することでオッケーとする、自分自身に甘々のルールを設定している。
3Kの運動を毎日など続けられないし、翌日の生活がままならなくなってしまうので、これもまた致し方ない。
スモールスタートと相成ったバーピートレーニングだが、現在、連続で2セットを2回、合計で4セットをこなせるまでになったのだ。

終わった後はフラフラ。やっぱり息が上がってしまい、その場でへたり込んでしまうのはお約束だが、それでも1日に4セットまでは耐えられるようになったのである。
ぐうたらと自堕落を絵に書いたような生活を送っていた私にとって、これは大きな進歩であるといえる。
こころなしか、腹筋が固くなってきたようなような気がする。あくあでも気がするだけだ、実際に写真をアップしろという無理難題なリクエストには一切お答えするつもりはない。

バーピートレーニングの詳細なやり方は、以下をご参照ください。

(こちらの記事では、バーピートレーニングをバーピージャンプと記載されています)
バーピージャンプの正しいやり方
 1.足を拳1つ分ほど広げる
 2.その場にしゃがみ、両足を地面につける
 3.少し飛び跳ねて、両足を後ろに伸ばす
 4.両足を元の位置に戻す
 5.膝を伸ばしながら、高くジャンプする
 6.(5)の時、両手は上に伸ばす
 7.この動作を30回繰り返す
 8.インターバル(1~3分間)
 9.残り2セット行う

引用元:Smartlog

とにかく続けてみる!

一週間とちょっと、このバーピートレーニングを続けてみた。
感想は、「とにかく気持ちいい」ということである。

身体は悲鳴を上げ息も絶え絶え、3Kの波状攻撃にヘロヘロになってしまうのだが、終わった翌日は確実に身体が軽くなるっているような気がする。(実際軽くなっていると思う)
ウォーキングをチマチマやるより、こちらの運動のほうが効率的に体を鍛えられるというのも、まんざら眉唾ではなさそうな感じなのだ。
ランナーズハイならぬ、バーピートレーニング・ハイの状態になるのが気持ち良いのである。
運動後、身体の中から毒素が疲れとともに出ていくような感覚になるのだ。

キツイからこそ身体に効く。
この言葉を信じて、夏までに身体にフィットしたTシャツを着れる身体になりたいと思っている。

え?体重は減っているのかって?
ぶっちゃけ、1kg程度しか減っていないのだが、これは筋肉痛のご褒美にチートデーを頻発している弊害だということに気が付かないフリをしている。
そろそろ低糖質ダイエットの食事も取り入れながら、このトレーニングを併せて実践していくつもりである。

結果は・・・・・また気が向いたときにご報告する。
くれぐれも期待せずお待ちいただきたい。


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