黄昏タイム

日曜日の夜が嫌い

日曜日の夜が嫌いだ。

一昔前は「サザエさん症候群」と呼ばれていた、月曜日からの仕事を考えると憂鬱になるアレが、日曜日の夜になると襲ってくる。
ゴールデンタイムのTV番組が終わる頃、どうしようもなく切なくなり、狂おしいほどに朝が来ないことを心から祈ってしまうのは毎週のことだ。

それとは逆に、仕事が終わった金曜夕方の、あの心躍る時間帯は一体何なのだろう?
会社を出たとたん心はときめき、「無敵モード」に突入するのだ。

イヤな上司の理不尽な命令を受けることもなく、仕事に追い立てられることもなく、最悪な雰囲気の場所に拘束されることなく、ただひたすらに、自分のためだけに使える時間が50時間も手に入るのだ。

だから、どうしても金曜日と土曜日の夜は遅くまで起きてしまうのだ。
ブログの記事を書いたり、大好きな本を読んだり、Amazonプライムで見たかった海外TVドラマを何本も楽しんだり・・・・・。
ウィークデーは帰宅したら夕飯を食い、風呂に入って寝るだけの無味乾燥な毎日を送っている。
そのうっぷんが週末の夜に爆発するのである。

なので週末はいつも寝不足だ。

だがしかし!
いくら夜更かしをしても、根性を出して翌朝はきっちり8時には起床するようにしている。

これで昼近くまで寝てしまったら、それそこ一日を無駄にしてしまう。
買い物に出かけたり、大好きなお散歩がてらの写真撮影をすっとばし、二度寝、三度寝をカマしてしまうことなど容易に想像がつく。

気が付いたら外は真っ暗でした!というオチだけはイヤなのだ。
ボ~っと生きないように、8時15分からの「チコちゃんに叱られる」の再放送は欠かせないのである。

黄昏タイム

日曜日の憂鬱で死にたくなるような時間帯の事を、私や友人たちは「黄昏タイム」と呼んで忌み嫌っている。

週末に友人たちとキャンプやBBQを楽しんだり、どこかへ出かけたとしよう。
そうなると黄昏タイムの憂鬱さは想像を絶するものとなる。
楽しい時間を過ごしたあとの、現実に引き戻される振り幅がデカすぎるのだ。
楽しすぎた分、反動がデカいのである。

今月は3連休が2回もあるのだ。
きっと物凄い勢いの「黄昏タイム」に苛まれるのだろう。

耐えられるだろうか・・・・・?

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