どうしてなのだ?
わりかしお高めのゲーミングマウスを日々利用している。
このマウス、やたらとボタンがたくさん付いており、それらに色々なウィンドウズの機能を割り当てることができるのだ。
PCを操作していてつくづく思うのは、ウィンドウズの機能を呼び出すためのアクションが煩わしいということ。
ブラウザのタブを移動させたり、画面の縦スクロールをホイールでチマチマと回したり、PCをスリープ状態にさせたり、復帰させたり、結構な頻度で利用する機能を呼び出すのにマウスを駆使しないといけないのだ。
これが本当に地味にウザい。
一つ一つは大した労力を要しないものなのだが、長時間PCを操作しているとなれば、かなりの時間をその大した労力を要しないアクションに使っていることになる。
PCでゲームをすることなどないのだが、ゲーミングマウスのボタン割り当て機能を一回体験してしまうと、もうこの便利機能を手放すことができなくなる。
マウスを画面上で走らせなくても、指先のボタンひとつで常用している機能を一発で呼び出すことができる。
6,000円というハイコストのゲーミングマウスを購入し、快適なPCライフを満喫していたのだが・・・・・。
ここのところマウスが言うことを聞いてくれなくなった。
ドラッグ&ドロップが上手く効かなくなってしまい、テキストの範囲選択などしようものなら、あらぬ方向の範囲が選択されてしまったり、そもそも範囲が選択できなかったりする。
オプションで付いているボタンはキチンと機能するのに、マウスの中で最も使用頻度が高い左右のボタンが使い物にならなくなってきたのだ。
ドラッグ&ドロップ、範囲選択などが上手く機能しないマウスを使っているとどうなるか?
全ての操作をキーボードでやらなくてはならないのだ。
ポインタをテキストの目的の位置まで持ってゆき、そこからシフトボタンを押しながら右矢印キーで範囲を選択する。
これほどバカげた操作があるだろうか?
マウスがまともに動いてくれたら手元をちょっと動かすだけで済むものを、わざわざマウスから手を離し、キーボードに手を置き直してからチマチマと操作するのだ。
電撃イライラ棒よりストレスが溜まる。
旧石器時代にもどったかのような操作感は正直シンドい。
余計なボタンなど一切なく、超シンプルで格安のマウスを買ったほうがコスパが良いのではないか?
と思い直してしまう。
貧乏性故になかなか高額マウスを捨てきれずにいる自分も情けない。
生産性を犠牲にしているのに、購入時の金額を考えるとホイホイ捨てられないのだ。
雨降りの日曜日。
イライラしながらPC画面に悪態をつきながら、今もこのマウスを使っている。
もちろんキーボードも併用して駆使しながらだ。
つまらない日記に付き合ってくれて、本当にありがとうございます。