継続は力なり

どのクチだ!そんなこと言うのは!!

「継続は力なり」。

今、この言葉を噛みしめるようにして毎日を過ごしている。
ブログの更新をパッタリと止めてしまって、はや半年以上が経過しているが、もはやそれはどうでも良いことだ。(どうでもいいのか?)
言っても仕方ない。

書けなかったのだから仕方がない。だが、書きたい気持ちはあったのだ。
もはや、おいそれと愛車にチャージすることを躊躇してしまうガソリン価格のように、書きたいという気持ちだけは異様に高かった。

だが、気がついてみれば令和三年も十月を過ぎてしまい、今年も残すところあと三ヶ月となってしまった今、ようやくPCの画面に向かい、このブログを書いている。

コロナウィルスの新規感染者数が目に見えて減少し、今月から一斉に緊急事態宣言が解除となった。
酒類を提供する店にとっては福音であっただろう。
もはや、路上で宴会とは名ばかりのドンチャン騒ぎをブチかまし、悪意のないバイオテロに明け暮れるバカモノ達の姿は消滅するのではないかと思う。
飲み屋が営業再開となれば、こ汚いウィルスだらけの路上で飲み食いするより、清潔でホスピタリティの行き届いた店内で飲食を楽しむ快適さを選択するのは当然だからだ。
イヌのウン○やオッサンの痰、どこからともなく風に乗って吹きだまるゴミの数々。
世の中の忌み嫌われる汚れモノがひしめくその場所。そこに直に座り、口に運ぶものを置き、なおかつ飲食しようという神経自体が信じられなかった。しかし、実際にニュース映像でそのさまを見たときなど、令和に生きるティーンエージャーたちが持つ、衛生観念の無軌道さに驚愕せざるを得なかったのだ。

コロナに明け暮れる一年になるだろうと予想はしていたが、今年、令和三年の超目玉トピックといえば、はやり東京五輪に他ならないだろう。
あれだけ開催に難癖をつけられていた東京五輪だが、始まってしまえばメダルラッシュに日本中が沸きに沸いたのだ。
新開発されたガンダムか何かにトランスフォームするのでは?、と思わせるほどのメカメカしいデザインの聖火台。そこに大阪なおみが聖火を灯した途端、日本国民の瞳は、一斉にオリンピック・ゲームスに焦点を合わせ像を結んだのだ。

大会早々に阿部兄弟が金メダルを同時獲得。開催に関して冷ややかな目を向けていた私でさえ、思わずガッツ・ポーツをとり、握りしめた拳を高々と上げ雄叫ってしまった。
いきなり日本国民の心を鷲掴みにし、お祭りムードをトップギアまで叩き込んでしまった彼らの功績は大きすぎた。
皆さんもご存知のとおり、そこからの盛り上がりは相当なものだったからだ。

実は筋トレ

阿部兄弟に触発されたというワケでは決して無いのだが、実は、日々筋トレに励んでいる。
この筋トレ、今年の一月からスタートさせて以来、実に十ヶ月もの長きに渡って休みなく続けているのだ。(二日に一回のスローペースで)
三日坊主を人生の信条として半世紀以上をサヴァイブしてきた人間とは思えない快挙である。
かのバルセロナ五輪。女子マラソンで金メダルを獲得した選手のごとく、自分で自分を褒めてあげてもいいんじゃないか?、と思っている。
ちなみに、そのアスリートの元旦那様が昔ゲイであったことには驚いた。またその事実を、「I was gay.」と、臆面もなく世間にカミングアウトしたことにも本当に驚いた。
覚えておいでの読者はどのくらいいるだろう?
ちなみにその旦那様、デリバリーしたピザ代金の支払いについても揉め事を起こしていたのを鮮明に思い出した。(ビートたけしが「ピザ代返せ!ガブリエル!!」ってネタにしていたなぁ)

話がそれでしまったが、何をやっても飽きっぽく、いっちょ噛みしてはすぐに放り出し、また次の興味の対象に手を出してしまっていた過去の自分とは大きく変わった出来事だったのだ。
コロナ禍での強制的ステイ・ホームがそうさせたのか、はたまた、壊滅的な体重の増加による、主治医からの容赦ない叱責がモチベーション・アップに繋がったのか、それは皆目見当がつかない。

四の五の言わずにまずは三回。やっちまったらこっちのもの

筋トレはつまらない。しかも辛い、カッタるい。
身体には良いのだろうが、やる気のないダラけきったコロナ太りに歯止めが効かないオヤジにとって、スックと立ち上がり、エクササイズマットまで行くのがまず第一関門であった。

どうしたか?

とにかく、まずは思考停止で立ち上がり、何年も前に買ったまま放置していたエクササイズマットをおもむろに広げたのだ。
考えてはいけない。
ブルース・リーが「燃えよドラゴン」の劇中で放った、「どん てぃんく ふぃ~る!(Don’t think Feeeeeeeel!)」を心と頭のなかで反芻し、まずはプッシュアップ(腕立て伏せ)の体制を作るのだ。
「イヤだなぁ~」
「カッタりぃなぁ~」
「腹減ったなぁ、夕飯なんだろうなぁ~」
「なんでガッキー結婚しちゃったんだろうなぁ~」
などと、やらない理由に直結するような思考は問答無用で停止するのだ。

そして三回。
思考停止状態で四の五の言わず、まずは三回プッシュアップをしてしまう。
三回であれば難なくこなせるだろう。
そして、三回やってしまったら後は勢いがつく。
確かにカッタるいし疲れる、何よりキツい。
だが、もともとセコくて貧乏性な性分ゆえ、三回もやってここで止めたらもったいない!という意識が急に芽生えるのだ。
そうなったらシメたもの。そこから回数を十回まで増やして一セット目を終了させるのだ。
このプッシュアップを一セットさえやってしまえば、そこから先はもっと勢いがつく。

ちなみに、私が二日に一回のペースで行っている筋トレメニューは以下の通りである。
リアルガチ勢の筋トレジャンキーの方たちには鼻で笑われてしまうであろうが、フルメタボで全身に贅肉を背負ってしまってるアラフィフオヤジにとって、このメニューでさえ厳しいのだ。
終わると腰がものすごく痛くなってしまうのだ。
来年あたりになったら、徐々に回数・セット数を増やすか、トレーニングのメニューを増やすつもりである。

オヤジ筋トレメニュー
①プッシュアップ(10回)
②Vシットキープ(10回×2)
②足上げ腹筋(10回×2)
③ヒップロール(20回)
④足上げ腹筋クロス(20回)
⑤ヒップレフト(25回)
⑥プッシュアップ(20回)

・・・・・とまあ、こんな感じである。

苦行を長続きさせるコツ

辛く苦しい筋トレを長続きさせるには、罪悪感がつきまとう「言い訳」を「妥協」にすり替える心理的テクニックが必要になる。
ぐうたらで面倒くさがりなワリに、自分で決めた「回数」というノルマをこなせないと、途端にやる気が失せてしまう天の邪鬼である。ゆえに「妥協」は継続の友なのである。

みなさんも覚えがないだろうか?
「やると決めたセット数は必ずこなす!こなさないとダメ!やらなきゃダメ!」
回数をこなすことが目的となってしまい、本来の筋トレの意味が何かにすり替わってしまっている。
これでは強制労働となんら変わりない。
ただでさえ筋トレのモチベーションを維持するのに苦労しているのに、脅迫観念がプラスされてしまっては、すぐに言い訳を思いつき、やらない自分を正当化してしまう。
一度正当化されてしまったら最後、それを逆転勝訴するだけの強メンタルはそうそう持ち得ない。
いや、確実に無理だ。筋トレを止めてしまう。

ゆる~く、適当にやるのがよいのだ。
決められたセットメニューの中に、パワーとやる気を回復させるだけのインターバルを設けるのも有効な手段の一つである。
しゃかりにきになり、馬車馬のように身体を動かせば良いというものでもない。
繰り返しにの登場になって申し訳ないが、ブルース・リーはこうも言っている。
「私は一万種類のキックを一回ずつ練習した人を恐れない。だが、一つのキックを一万回練習した人を恐れる」と。
続けることに意味があり、また価値があるのだ。

これからも続く?

せっかく継続させている筋トレ。
これを止めてしまうつもりは毛頭ない。健康増進と維持のためにこれからも続けるつもりである。
ゆるく続けるのを拠り所としているため、無理や無茶は絶対にしない。
体調が悪い時はしっかり休む。
コロナウィルスのワクチン接種二回目が終わり、ちょっと身体がダルいかなぁ~と思っていたものの、無理して筋トレをしてしまったのが間違いであった。
そこから少しばかりの発熱があり、身体のダルさがしばらく抜けなかった。
意識はしていなかったが、はやりどこかで「やらなくちゃ!」の強迫観念があったのだと思う。

回数をこなすのが目的ではない。無理なく続け習慣化することが目的なのだ。
来年も継続して、体型の変化を心待ちにしたいと思う。

・・・・・え?筋トレしてんだから体重も落ちてんだろって?
筋トレとダイエットは違うのである。
筋トレをすれば体重が落ちると思っていた私は大馬鹿者である。

筋トレをしてから逆に体重が増えてしまっている・・・・・。


あぁ・・・・・今夜から炭水化物をしっかり抜くこともメニューの一つに加えなくてはならない。
やっぱり痩せなくちゃね。












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