それほど異常か?「日本のサラリーマンの1日に完全密着!」を見て

Youtubeで話題の動画

Poalo from Tokyoという名前のYoutuberがシリーズで投稿している、「日本のサラリーマンの1日に完全密着!という動画が話題になっている。

2019年11月5日現在で、今回ご紹介する動画の再生回数は3,760,000回に迫る勢いだ。
かなりの人気ぶりが伺える。

27歳独身男性「マコト」の1日

都内で実家住まい、27歳独身男性「マコト」。
彼の1日の仕事ぶりを追いかけた内容になっており、いかに日本人がワーカホリックで、1日の時間のほとんどを仕事に充てているのかを、かなり皮肉った内容でまとめている。

マコトの1日はこんな具合で始まり、進み、終わっていく。

7時00分、起床。
顔を洗い葉を磨く。(シャワーは浴びない)
朝食は摂らず、身支度を10~15分程度で済ませる。

7時15分。ママチャリで自宅を出発。最寄り駅である赤羽まで向かう。

赤羽から後楽園まで、JR線と地下鉄を使い30分かけて通勤。

8時20分、オフィスに到着。(彼は若手なので一番最初に出社する。始業40分前だ)
若手のマコトがインターンにコーヒーを用意する。

9時30分、最初のクライアントA社でのミーティングのため月島に向かう。

10時10分、A社に到着しミーティング。

11時00分、次のクライアントB社でのミーティングのため渋谷へ出発。

11時30分、B社でのミーティングを終え帰社する。

12時20分、会社の近所のベーカリーで昼食の買い出し。

12時40分、帰社し、ランチを摂りながらメールチェックなどの仕事をこなす。

14時00分、大型クライアントであるソフトバンクとのミーティングに出かける。

15時00分、ソフトバンクとのミーティング。

16時05分、ミーティング終了。

17時00分、自社に戻り様々な事務仕事を片付けている。

18時05分、業務終了。帰宅

帰宅途中、コンビニで郵便物の投函作業。

19時00分、会社で対応しているアフタスクールプログラムに参加。
週に2回、子どもたちのメンターとして一緒に食事をともにしている。

20時50分、ようやく帰宅。だが、時差のあるイギリスとのメールのやりとりのために少しだけ自宅でも仕事をする。

22時30分、入浴→就寝。

外国人にとってマコトの1日は驚きに満ちたものばかりらしいが、日本のビジネスシーンでは普通に見られる、以下のような行動にも驚きを禁じえないようだ。
・移動にタクシーは使わず、ほとんどが電車を利用すること。
・大人数で参加するミーティングや名刺交換。名刺の交換の方法や、ミーティングの最中にテーブルに並べて置いておくこと。
・エレベータホールで来客者を見送る時は、扉が閉まるまでお辞儀をすること。


これが話題の動画、「Day in the life JAPANESE SALARYMAN:日本のサラリーマンの1日」だ。

Day in the Life of an Average Japanese Salaryman in Tokyo

動画を見た外国人の感想は?

上記動画を視聴した外国人の感想は以下のようなものだ。

「見ているだけで憂鬱になった。」
「日本の人口が減っているのも納得できる。これじゃあ家族と過ごす時間もないし、子供も作れない。つらすぎる。」
「ナレーションと音楽を入れ替えたら、ホラー映画に作り変えられるじゃないか!」
「人間は1日に6時間働くべきだ。人生は短いんだから。」

https://twitter.com/dstknb/status/1175583021325381632 より引用

しかしまぁ、ケチョンケチョンである。
ごくごく普通に働いている日本のサラリーマンの一日は、外国人にはホラー映画として映るようである。

そんなに驚くほどの1日だろうか?

平成から数えて30年以上サラリーマンを続けている悲しさか、ご紹介した動画の内容は自分の日常では当然のように目にするもので、何がそれほど驚かれるのかさっぱりわからない。

むしろ、ほとんど定時で退社ができているのだからホワイトな会社だと思ってしまう。
また30分という通勤時間に至っては、満員員電車に1時間以上も揺られて出勤している身からすれば、ミラクルとしかいいようがない。
羨ましすぎる。

会社で対応しているアフタースクールプログラムにしても、週に2回の頻度だ。
働き方改革で残業規制が入る前は、連日連夜、終電ギリギリまで残業していたのだ。
それに比べたら残業している内に入らないと感じてしまうのは、社畜だったからなのだろうか?

じゃあ、一体何がスタンダードなのか?

日本人の働き方は外国人からするとホラーであり、常軌を逸したものらしい。
それは分かった。何もいうまい。

では、1日何時間働くのがスタンダードなのだろうか?
どういう働き方が、諸外国から見ても正常に映るのだろうか?
「働き方改革」という政策そのものが、ひょっとしたらガラパゴス化していて、何をやっても狂ったように思われてしまうのだろうか?

高度経済成長時代を経て、働き方だけが置き去りにされてしまっているのではないか?

サンドイッチ・マンではないが、「ちょっと何いってるか分からない」状態である。
世界標準の働き方を、今こそ諸外国は日本政府に示して欲しい。

日本よ、正しい働き方はコレだ」と。

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